野守の宿(ぬもりのやど)の ひな飾りに会いに行こう!

先週に引き続き、東根のひな飾りを追いかけて2件目!

今回はの会場の一つである「壽屋 壽香蔵(ことぶきや じゅこうぐら)」さんにお邪魔しました。

野守の宿の雛飾りに会いに行こう!

壽屋さんのお店の横にひっそりと構える古民家「野守の宿(ぬもりのやど)」の お座敷にお雛様が展示されています。

入口には「野守カフェ」の看板が立てられています。

お店と野守カフェは中の通路で繋がっています。お店からも入場することができますよ。

お雛様が展示されているのはこちらのお座敷です。

失礼します!

緋毛氈の「赤」はお雛様の色という感じがしますね。華やかな雰囲気♪

古民家ということもあり中はひんやりしていて少し肌寒いですので、今の時期は暖かくして入場すると良いかもしれません。

お顔や大きさの異なる様々なお雛様たちが穏やかな表情で迎えてくれました。

大正、昭和の時代のお雛様。大正時代といえば今から大体100年くらい前だそうですね。

こちらも大正、次が明治時代のお雛様。

100年前のお雛様がこんなに綺麗な状態で残っているのは本当にすごいことですよね!

野守の宿ではこのように東根市の旧家に伝わるお雛様、近隣の市町村の親戚筋の明治・大正・昭和の時代のお雛様など、歴史を感じることのできる立派なお雛様が10基ほど展示されています。

各家庭で大切に受け継がれながら保管されてきた貴重なものなのですね。

衣装に重厚感があったり、小物はとても手が込んでいるのが印象的です。

大きさが違うのは種類もそうだけれど、その時代の住宅事情なども関係しているのかなと思いました。

五人囃子の一人と目が合ったので撮らせていただきました。穏やかで綺麗なお顔だな~。

こちらは壽屋の先代社長、現会長の妹さん方のお雛様。

お顔が小ぶりで美しいです♪金色の屏風を背にして豪華な感じですね。

こちらは壽屋女将のご実家である東根市神町の武田家に代々伝わる280年~300年ほど昔の京保雛です。

なんと江戸時代から受け継がれてきたお雛様で、平成23年頃にお蔵から出てきたそうですよ!

京保雛の特徴は「足元の着物の膨らみ」だそう。言われてみればお雛様の足元が丸く膨らんでいますね。

ほんのりオレンジ色がかった衣装には紅花染めが用いられています。

紅花染めといえばその昔、山形県の各地で盛んだった産業というイメージ。

現在も体験できる場所がたくさんありますよね。江戸時代に染められた着物の色がこれくらい残っていることはなんだか感動です。

そして「髭の生えたお内裏様って、なんだか珍しいな~」と思っていたのですが、実はこれは初めから描いてあったわけではなく誰かが描き加えたものらしいです!

いつの時代に誰が描いたものなんだろう…想像が膨らむし、怒られたりしなかったのか ものすごく気になります(笑)

もう一つのお座敷にもお雛様が展示されています。

途中にクイズが設けられていますので、是非チャレンジしてみてくださいね♪

その数もそうですが、本当に種類が豊かで見ごたえがありました!私的にはとても満足です。

実はここには載せきれなかった写真もたくさんあります。

この記事をご覧いただいた方には実際に足を運んで、古民家の雰囲気を感じながら体験してもらいたいな~。

古民家カフェとしての野守の宿でお茶してみる

もう一つの楽しみでもあった野守カフェで休憩♪

古民家カフェならではのぬくもり感が伝わりますでしょうか。

囲炉裏なんかもあったりして、ちょっとしたタイムスリップ感を味わうことができます。

カフェ内は天井が高く広々していて居心地も良いです。

同行してくれたスタッフと一緒に「どれがいいかなー!?」とさんざん迷い、私は「茜姫梅玉サイダー」を。

綺麗な色。ちょっとカクテルみたいですね。

私が大好きな「茜姫」が入ったサイダーで、梅の甘みがそのまま溶け出したような美味しさです。

スタッフは「ふわふわ抹茶甘酒」をオーダー。
抹茶甘酒は上のふわふわ部分もほんのり甘くて口当たりが良く、少し香る程度に抹茶も感じます。

麹ともち米のみで作られている壽屋さんの甘酒です。これは本当に美味しい。

実はこの翌日、外に出たついでにリピートしました(笑)

※2021年3月時点の価格です。

※2021年3月時点の価格です。

※2021年3月時点の価格です。

※2021年3月時点の価格です。

※2021年3月時点の価格です。

現在は飲み物の提供のみになっているそうですが、メニューはこんな感じで充実しています。

この場所でしか頂けないドリンクが多いですよ!テイクアウトもできます♪

お値段がどれも良心的でありがたい。

「茜姫のサイダー」は照りで見づらくなってしまいましたが300円です。

昨年はコロナウイルスの影響でお店が休業になることもあったり、テイクアウトの提供をがんばったりして大変な時期だったとお伺いしました。

現在もオンラインショップなどで通販を行っているそうです。

「茜姫」の大粒。数年前に贈り物としていただいて以来ファンです♪
たまに購入しては緑茶と一緒におやつとしていただいています。
梅干しのような酸っぱさは全くなく、とろりとした甘みがあって美味しいです。

壽屋 壽香蔵さんではお漬物や地元のお酒などの取り扱いも豊富です。
ひな飾りを見たあとは野守カフェでお茶を楽しんだり、お店でお買い物するのも良いですね。

ひな飾りの展示は2月14日(日)~4月3日(土) 10:00~16:00までです。
江戸ちりめんを使用して百人一首の木札(取り札)でオリジナルの木札作り体験がもできます。(5名様以上要予約)

所要時間10分~15分ほどで、料金は500円(2021年3月時点)です。
入場料無料・年中無休ですので、ぜひ足を運んでみてくださいね♪

壽屋 寿香蔵のサイトはこちらから!

壽屋 壽香蔵 (ことぶきや じゅこうぐら)
山形県東根市本町6-36
電話番号 0237-42-0173
受付時間9:30~18:00まで
営業時間 9:30~18:30
定休日 年中無休

※写真は特別に許可をいただき撮影させていただきました。

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