こんにちは♪気付けば5月も終盤ですね!
この時期にしては微妙なお天気が続いていたような気がします。
貴重な晴れ間を見計らって、外に出たついでに龍興寺沼に来てみました!
龍興寺沼公園はこんな場所!
東根市を象徴する樹といえば「大けやき」ですね(*^-^*)
その大けやきがある東根小学校の近くに「龍興寺沼」という沼があります。
龍興寺沼の周りは遊歩道になっていて、ぐるっと一周することが出来るようになっていますよ。
「龍興寺沼公園」と言われています。
この日はすっきり晴れて遠くに連なる葉山や月山も綺麗に見えました。
整備が行き届いている感じがして綺麗です♪
近くには案内所もあり、わからないことはこちらで尋ねることができますよ。
すごく穏やかな沼ですが、この沼にはその昔に龍神様が姿を現したという民話が残っています。
以前、東根民話の会さんのお手伝いで「英語で読み語る ひがしねの民話」の本を制作したのですが、こちらでも取り上げました。
想像でしかないけれども、こんな龍神様が現れなすったのかな。
この日 龍神様のお姿を見ることはできませんでしたが…鯉のような魚が時々水面に顔を出す様子が見られました。
大きめの魚がいるみたい!鯉かな?
その昔に龍神様が現れた沼
昔々、東根一帯が日照りの影響で水不足に陥ってしまい、田畑が枯れそうになってしまいました。
そこで、村をあげて あちらこちらの神社にお参りしました。
ある日 普光寺に来てお参りをしたところ、裏の沼に水が溜まり始めました。
「龍神様、雨を降らせてください」とお祈りしながら沼に石を投げると、その沼から龍神が現れました。
急に空に稲妻が光り、雨が降り始めました。
その後、龍神が雨を降らせてくれたおかげで村の田畑は潤いを取り戻し、作物たちも見違えるように元気になりました。
村人たちが普光寺の和尚さんにこの話をしたところ「このお寺の名前を龍興寺と名を改めよう」という話になりました。
そして龍神が現れた沼は龍興寺沼という名前になった、とされています。
本当にざっくりですが、お話はこんな感じの内容です!(笑)
龍興寺沼公園には龍神様を祀るお社が残されています。
何もなかったらこんな風に現代まで語り継がれることはないと思うし…
サブカルチャー好きとしてはこういうの信じたい派なので、本当だったんだなと思いたいですね!!!
橋があるので、少し沼に近づいてみます。
ここで夕焼けとか撮影したら写真映えしそうだな!
水面に景色が映っているのがいいですね。
こちらは東根市民話の会さんが活動されている建物です。
今度お願いして中も見せていただこうかな、と思います(*’▽’)
東根民話の会さんのサイトでは龍興寺沼の民話をはじめ、東根市に古くから伝わる民話語り動画をyoutubeにて視聴することができますので、ご興味のある方は下からアクセスしてみてくださいね!
道路を渡ると「延命地蔵堂」があります。
6体のお地蔵様が迎えてくれます。
龍興寺は現在、この場所からもう少し東にある東根市の薬師堂と合併されたとのことなのですが、こちらには普光寺の鐘が残されています。
龍神様は雨の日に現れるというお話を聞いたことがあります。
雨降りの日に足を運んでみたら何か感じ取るものがあったりするかな?
散策にもぴったりなコースでした♪
お近くにお越しの際は是非立ち寄ってみてくださいね!
※訪問日は2021年5月13日です。